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SDGsは“義務”ではない——企業価値を高める武器としてのIT調達

  • 執筆者の写真: KOBAYASHI
    KOBAYASHI
  • 6月11日
  • 読了時間: 3分

■ SDGsは「やらされ感」から「差別化戦略」へ進化している


近年、企業にとってSDGsは「取り組んでいて当然」の時代に入っています。

しかし、「何か取り組まなきゃ」という“義務感”でスタートし、結果としてCSRの一部としてしか機能していないケースも少なくありません。


そんな中、今注目されているのが、SDGsを経営戦略に組み込むという考え方。

つまり、「やらなければいけない」から「やることで企業価値を高める」へと発想を転換することです。



■ なぜ「IT調達」がSDGs経営の武器になるのか?


多くの企業が、エネルギー消費量やプラスチック使用など目に見える領域でSDGsを意識しています。

しかし見落とされがちなのが、パソコンや周辺機器などの「IT調達」です。


実は、業務用パソコンの新規調達には以下のような環境負荷がかかっています。

• 製造過程で大量の水とエネルギーが消費される

• レアメタルなどの資源採掘により環境・労働問題が発生

• 廃棄時に発生する電子ごみによる土壌・水質汚染リスク


つまり、IT調達は見えにくいながらも、環境へのインパクトが大きい領域なのです。



■ アップサイクルパソコンは“攻め”のSDGsになりうるか?


アップサイクルパソコンとは、ただの中古PCではありません。

専門業者によって再整備・最適化され、業務用として安心して利用できる品質にまで再生された製品です。


そしてこのアップサイクルという選択が、以下のような点で「攻めのSDGs」として評価されています。

• 新品と比べてCO₂排出を大幅に抑制(製造工程を省略)

• 廃棄物の削減(循環型社会への貢献)

• IT予算の削減と、サステナビリティ報告の実績づくりを両立


これらはすべて、単なる「環境への配慮」ではなく、経営判断としてのインパクトを伴います。



■ ESG投資・調達指針における「可視化できるSDGs施策」として


近年、投資家や取引先が企業の「非財務情報」に注目する傾向が強まっています。

サステナビリティ・ESG指標、温室効果ガス削減目標、調達方針の透明性などが評価対象となるなかで、


「パソコンの調達にまで環境意識を広げているかどうか」


という視点が、他社との差を生むこともあります。


アップサイクルパソコンを導入すれば、その取り組みはSDGsレポートや統合報告書などに明確に記載可能であり、投資家やステークホルダーへのアピール材料となるのです。



■ 「実利」と「意義」のどちらもある——これが新しいSDGs戦略


アップサイクルパソコンの導入は、環境配慮だけではありません。

• 必要な台数だけレンタルできる

• 不具合時には即時交換対応

• 保守管理の負担が軽減され、情シスのリソースが浮く

• 新規購入に比べてコストは約半額になる場合も


このように、SDGsへの貢献と業務効率・コスト削減が同時に達成できるのが、アップサイクルという選択肢の強みです。



■ IT資産調達から始める、企業価値を高める一歩


SDGsというと「難しそう」「特別なことをしなきゃいけない」と思われがちですが、

実は日常の業務の中にこそ、“変えられること”はたくさんあるのです。


その一つが、IT調達。

単なるコストとして処理されがちなPCレンタルに、もう一つの視点——「企業価値を高める武器」としての視点を持つことで、戦略的なSDGs経営がスタートします。



■ まとめ:SDGsは義務ではなく、可能性


私たちの提案は、やらされるSDGsではなく、活かすSDGsです。

ITインフラの整備という日常業務の中から、無理なく・自然に・効果的に社会と企業の未来に貢献する道を選びませんか?




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