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デバイスの完全性と安全性を確保するセキュアブート

仕事に役立つWindows11の機能 セキュリティとプライバシー:2-6


 Windows 11に搭載されているセキュアブートは、PCの起動(ブート)時に悪意のあるソフトウェアが読み込まれないように設計された、マルウェアからの攻撃を防ぐための重要な機能です。

 今回は、セキュアブートの基本的な仕組みとその利点について紹介します。



1. セキュアブートの仕組み

 セキュアブートは、デバイスが正規のオペレーティングシステム(OS)およびファームウェアから起動されていることを確認する仕組みです。デバイスが起動する際、セキュアブートは署名されたコードや証明書を使用して、OSとそのコンポーネントが正当なものであることを検証します。


2. トラステッドプラットフォームモジュール(TPM)の活用

 セキュアブートは、トラステッドプラットフォームモジュール(TPM)と呼ばれるセキュリティチップを使用しています。

 TPMはデバイス上で暗号鍵を生成し、それを用いてセキュアブートプロセスの信頼性を確認します。これにより、ハードウェアの完全性が保たれ、外部からの改ざんが防がれます。


3. 署名されたドライバおよびOSコンポーネント

 セキュアブートでは、OSやドライバなどのコンポーネントがマイクロソフトによって署名されていることを要求します。署名されたコードを使用することで、改ざんや不正なコードの挿入を防ぎ、信頼性の高い起動が確保されます。


4. セキュアブートの利点

 マルウェア防御:セキュアブートは起動時に検証を行うため、マルウェアや不正プログラムが起動時に介入するのを防ぎます。


 デバイスの安全な遠隔管理:セキュアブートにより、デバイスの遠隔管理がより安全に行えます。信頼性が確認されたデバイスのみがネットワークに接続され、セキュリティが向上します。


 デバイスの完全性の確保:セキュアブートにより、デバイスのハードウェアやソフトウェアの完全性が確保され、信頼性の高い環境が構築されます。



 セキュアブートはWindows 11のセキュリティのかなめとなる機能であり、デバイスのセキュリティを向上させるために活用されています。この機能はデフォルトで有効になっているので、ユーザーはより安全なデバイス環境を享受できます。

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